千鳥酢と富士酢を比較★使い比べた感想・使い分け

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お料理教室に行って以来(1度だけ)、お酢に興味を持っている櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

・料理家が絶賛している
・スーパー等で比較的に手に入りやすい
・価格もそれ程高くない

千鳥酢・富士酢の素人対決!

という理由で、この2つを使い比べていましたが、もの凄く端的に違いをまとめるとこうなりました。

千鳥酢:さわやかな酸味454円(360ml)
富士酢:コクのある酸味 594円(360ml)

コスパも重要なので価格も(千鳥酢は公表定価がなく参考価格)

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料理家でもプロでもないし、40年こんな美味しいお酢があることも知らずに生きて来た、料理ド素人櫻田の主観ですので、その点ご了承くださいませ。

千鳥酢:さわやかで軽くすっきりとした酸味 香り主張弱め

オフィシャルサイト:村山造酢
454円(360ml)/659円(900ml)/1,112円(1800ml)
オフィシャルに定価がないのですが、日本名門酒会:千鳥酢より、参考価格(税込)を参考

成城石井、クイーンズ伊勢丹、東急の食品売り場で見かけました。Dean & Delucaにも!カルディにも!
ちょっと高級志向のあるスーパーになら置いてあるのではないでしょうか?
お試し360mlなら、500円未満と、気軽にトライして頂けると思います。

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ちなみに櫻田は、アク抜きや下ごしらえに使う酢は、別途安い穀物酢を使ってます。

千鳥酢(村山造酢、京都)
創業二百八十余年の京都・三条にある老舗店の米酢。清酒を原料としており、酢独特の鼻をつく香りがほとんどない。創業時から使われている醸造蔵にすみついた酢酸菌が発酵を促して造り出すまろやかな味わいは、絶妙なバランスといわれる。

京都の有名和食店や料亭を中心に多くの料理人の支持を集める。特にすし飯や酢の物で味が生きる。「すっきりしたうまみ、上質な軽さはまさに品格のある酢」(料理研究家の土井善晴さん)、「素材の味を引き出すマイルドな酸味は1度使うととりこになる」(料理研究家の本谷恵津子さん)
Nikkei Style 「料理のプロ50人が選ぶ調味料」より

酢の物が苦手な方でも、千鳥酢で作った酢の物なら大丈夫(かも)

櫻田は、マリネ用にリンゴ酢も使っていますが、千鳥酢のマリネの方が、さっぱりとして好き。

でも、お酢独特の酸味や香を好まれる方にとっては、ちょっと物足りないのかもしれません。

また、久保田、八海山等、新潟のすっきりとしたお酒を連想させました。飲みやすい!で頭の中で連想したのかもしれませんが。

あと、千鳥酢は所謂「カド」がない!それでもしっかりとした旨味と上品な香があるのがスゴイ。

一気に料理上手になれますよ。

 

千鳥酢がまろやかな理由

このサイトに分かりやすく説明されていました。

お酢には様々な酸が含まれています。クエン酸や酢酸などは、酢特有の鼻をツーンと刺激する「スッパさ」のもと。また、アミノ酸やコハク酸、乳酸などは、お酒にも含まれる成分で、「旨み」のもととなります。この「旨み」成分が多い千鳥酢は、揮発して刺激する「スッパさ」の成分が少ないからツンとくることなく、まろやかなのです。
日本名門酒会:千鳥酢より

なるほど!

 

■ 千鳥酢推しの方の口コミ等

・キマイラの知的日常:千鳥酢は飲むとその凄さを体感できる。知らないプロは恥をかく。

・伊藤まさこさんもその著書の中で「我が家の酢は千鳥酢とマイユのワインビネガー」と書かれています。

・「酢の物の嫌いな人は、千鳥酢を使っていないからです。」とな!
おいしい店ドットコム:千鳥酢

食べログお取り寄せ「千鳥酢」口コミ

 

冨士酢:重く濃厚で芳醇な酸味 香り主張強め

オフィシャルサイト:飯尾醸造
税込定価:594円(360ml)/756円(500ml)/1,188円(900ml)/1,944円(1800ml)

こちらも同様、成城石井、クイーンズ伊勢丹、東急の食品売り場等にあると思います。
クイーンズ伊勢丹で買いましたが、360mlが置いてなかった・・・でも、500mlでもお酢はよく使うので問題なし。

ネットではもちろん360mlからありますよ。

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純米富士酢(飯尾醸造、京都)
京都・丹後で無農薬栽培した新米を原料にし、自社の杜氏(とじ)がもろみを仕込む明治時代からの方法で造る。酢1リットルに付き、米酢表示の規定量の5倍の200グラムの米を使い、うまみを凝縮させた。
酢の物や炒め物によく、米の量を増やした「富士酢プレミアム」も人気だ。「まろやか過ぎず、適度な酸味が気に入っている」(「栄養と料理」編集長の監物南美さん)、「こだわりのモノ作りが代々引き継がれている」(「dancyu」主任編集委員の里見美香さん)
Nikkei Style 「料理のプロ50人が選ぶ調味料」より

お酢の酸味、旨味を味わいたいのなら、富士酢がオススメです。

富士酢はとにかく重厚な旨味がすごいので、煮物にコクとか旨味を加えつつ、お肉を柔らかく煮ることができると思います。

櫻田は巻き寿司やちらし寿司などは作らないのですが、富士酢で酢飯を作ったら、お店のですか?みたいなのが出来るんじゃないでしょうか。

こちらも千鳥酢同様、一気に料理上手アイテムだと思います。

 

■ 富士酢にこれだけ旨味がある理由

まろやかな旨みと深いコクで人気の『富士酢』。味の秘密はたっぷりお米を使うことにあります。JAS規格では酢1Lにつき40gのお米を使用すれば「米酢」と表示できますが、富士酢ではその約5倍の200gを使用します。
日本名門酒会:富士酢より

そりゃコクが出るわ!
さらに、その8倍の320g使った「富士酢プレミアム」というものがあるそう!

お酢とは単に酸っぱいだけでなく、この「富士酢プレミアム」は、格別ふくよかな味わいであることを実感していただけます。酢の物、お寿司、ドレッシングなど、ここぞの一皿にどうぞ。
飯尾醸造:富士酢プレミアム
税込定価:1,188円(360ml)/1,512円(500ml)/2,376円(900ml)/3,888円(1800ml)

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■ 富士酢推しの方の口コミ等

富士酢はそのポリシーや一丁寧な製造行程に共感する方のプッシュがすごい!

ボクは一生「富士酢」を使い続けると思う

ベスト・オブ・酢が完成した! 飯尾醸造の「富士酢プレミアム」 本日から開催の日本橋高島屋にて初・お目見えだ!

食べログお取り寄せ「富士酢」口コミ

櫻田的千鳥酢と富士酢の使い分け&価格比較

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360ml500ml900ml
千鳥酢 454円 なし 659円
富士酢 594円 756円 1,188円
富士プレ1,188円1,512円2,376円

 

このレポートを書くために、酢を飲みましたが・・・あぁ、そのまま飲むものじゃないですね。

もともと酢の香が苦手なのですが、千鳥酢は鋭く刺すような、富士酢は襲いかかってくるような(?)、酢独特の刺激臭がします、はい。

超一個人的な使い分けは、

千鳥酢:酢の物等、生で食べるもの
富士酢:煮物等、加熱するもの

ただ、富士酢プレミアムは「生推し」なので、これも比べてみたい気はしますが、コスパが悪いのが難点です。

さらに、

千鳥酢:素材の味をしっかり引き立てたいもの
富士酢:味付けの濃い時

 

櫻田は酢独特の香があまり好きではないので、千鳥酢推しかな・・でも、使い分けられたらベストなんだけど、2人家族だと使い切れないのが難点です。

漬け物、酢の物、和え物、ピクルス、なんかは千鳥酢がいいと思います。
Cookpad:わかめときゅうりの酢の物

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お魚やお肉を煮たり、野菜あんかけや酢豚を作る時等は、富士酢の方が、よりこっくり奥深い味になると思います。
Cookpad:みんな大好き鮭の野菜どっさりあんかけ♡

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鮭の南蛮漬けは千鳥酢かな
Cookpad:鮭とシャキシャキ野菜の南蛮漬け

Cookpadには、千鳥酢・富士酢指定のレシピも掲載されてました。

千鳥酢指定レシピ一覧
富士酢指定レシピ一覧

以上、櫻田こずえの千鳥酢・富士酢比べでした!