加賀屋「浜離宮」滞在記「おもてなし」の素晴らしさを語りたいっ!客室・温泉・お食事の写真レポ

記事には広告が含まれています

いつか泊まってみたい宿・・・和倉温泉「加賀屋」の貴賓室「浜離宮」に泊まって参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

客室や館内施設、温泉やお夕食(別記事)等、写真でレポートしつつ、加賀屋が日本一の旅館と言われる理由に納得したことなど、感想をば。

36年連続総合日本一受賞特設ページ 第41回プロが選ぶ日本の旅館 
(最初は、どうせ大人の事情で決めてるんでしょ、とかちょっと思ってましたが)


一休で加賀屋のプランを見る

 

さて、全232室のうち10室の「浜離宮」という貴賓室は、1泊2食2名で約16万円という、ひっくり返りそうなお値段。

櫻田はチキンなのでかなり躊躇しましたが・・・夫のバッハ君が、せっかくだから最高のお部屋に泊まろう!と↓

ちなみに、本当の最高はそのうちの2室で30万以上するらしいです。

石川の旅館 | 和倉温泉加賀屋【公式】:浜離宮

一休で加賀屋のプランを見る

 

加賀屋の価値は「おもてなし」にあり!

浜離宮の価値

確かに浜離宮の客室は広く、部屋がいくつもあり、「海を臨む高層階」これだけでも相当の価値だと感じました。(部屋自体は普通です)

お料理もさすがの内容で、お食事だけでも頂きに伺いたくなるクオリティ。

さらに「浜離宮専用」のフロアに、専用ラウンジや海や専用お食事処などあり、VIP感も高く、特別扱いされてる感はスゴイです。

そのどれもが素晴らしかったのだけれど、そういった有形のもの以上に、無形のサービス「おもてなし」にこそ加賀屋の価値がある、と強く感じました。

何かすごく特別な対応をされた、感動エピソードがあった、のではないけれど、仲居さんをはじめとする「人」が感じさせてくれるホスピタリティが素晴らしかった。

加賀屋の「おもてなし」

車で加賀屋の敷地に入った瞬間から、“ものすごく”歓迎されてる!丁寧に扱われている!ということを、至る所で感じました。

すごいアクロバティックな歓迎(花吹雪とか、バラの花束とか、フルーツとシャンパンとかハグとかw)をされるワケでもないんですが、ただずっと、この上なく居心地が良かった。

ここは安心できる場所。
私はこの場所に歓迎されている。
私にはここにいる価値がある。

櫻田のような、ビビリながら浜離宮に泊まる一般人にも、何の躊躇もなく、常にそう思わせてくれる何かがありました。
(高級ホテルやレストランで、これと真逆のサービスを受けること、たまにある・・・)

多分主にこれ↓が理由。

小さな気くばり、心くばりを基本にした客室係のサービス。
伝統のおもてなし | 石川の旅館 | 和倉温泉加賀屋【公式】

帝国ホテルの(パークハイアットやペニンシュラにはない)、老若男女、ホテルに慣れている人も、そうでない人も、どんな人も「いい気分」にさせてくれる、あのサービスと同じ種類のホスピタリティ。

あと、銀座フレンチの名店、レカンでも同じホスピタリティを感じる。

気持ちに寄り添ってくれるような・・・言ってしまえば、居心地が良い、ただそれだけ!

でも、それこそがプライスレス!

それが加賀屋の価値なのだろうと、櫻田は感じました。

と、アツ苦しく語ったところで、写真での滞在レポをどうぞ~。

スポンサーリンク

まずは浜離宮専用ラウンジ「雪月花倶楽部」

チェックインをして浜離宮専用階の、専用ラウンジへ。

この、海を見渡す、吹き抜けの解放感溢れる贅沢な空間が、10組の客のためだけに用意されているという・・・どんだけぇ~。

 

海を臨むコーナーのお席で、お抹茶と和菓子を頂きました。

 

のんびりくつろいでいると、ほどなく仲居さんがお迎えに来て下さって、お部屋へ。

なんかこの、タイミングとかがね、何とはなしに絶妙なんですよ。

そろそろ行くかってなると、現れる、みたいな。

 

浜離宮の客室「醍醐」

こちらが宿泊した客室「醍醐」

 

最上階の20階には、先の天皇・皇后陛下が御宿泊された、電話での予約のみの浜離宮特別室(1室30万位らしい)等2室があり、浜離宮の普通のお部屋は18階~19階に8室。

今回、櫻田の予約は恐らく「ラスト」で、予約を入れたらその日の浜離宮は「空室なし」に、ギリッギリで、18階でした。

 

海が見える部屋って、やっぱり嬉しい♪

 

間取り図はだいたいこんな感じ。

 

和室から広縁を望む。

 

寝室は洋室です。

もちろん、希望を伝えれば、和室にお布団も用意して頂けます。

 

びっくりしたのが、もう一室、間取り図にはないお部屋、しかも鍵のかかる別部屋があったこと。

↑洋室、というのがその鍵。

 

そのお部屋は、ビジネスホテルっぽい佇まいで、しかも、専用のバストイレまで付いてました。

 

バッハ:きっとお付きの人がここに泊まるんだよ。

こずえ:なるほど、お金持ちは執事さんも連れて旅行するんだね!

と、勝手にお金持ちライフを妄想して楽しみましたが、

仲居さん:旦那様のいびきがうるさくて、個室でお休みになられる方もいらっしゃるんですよ。

などという、現実的なお話も伺いました(笑)

 

バッハ君がチラ見えしてますが、洗面所。

 

アメニティは基本POLAで、さらに、MIKIMOTOの化粧水や乳液などのセット+パックまでついていました。

 

お風呂も広い~。

 

ということで、客室の様子をご紹介しましたが、お部屋の設備としての美しさや豪華さには欠けます、お値段を考えると。

わりと年季の入った雰囲気が、そこはかとなく漂っていました。

ここに旅館やホテルの価値を求める方は・・・最上階の超特別室(予約は電話のみ)をおススメしますっ!

和倉温泉加賀屋【公式】浜離宮

スポンサーリンク

さて、当日は九州場所中だったので、夕ご飯前に相撲観戦(笑)

手前は、エクササイズしながら相撲を観るバッハ氏。

相当贅沢な時間でした。

ちなみに、お食事前に温泉に入り、温泉用の浴衣から、お食事用の本格的な浴衣にお着替え♪

着つけもお部屋の仲居さんがして下さいますので、安心です。

 

浜離宮専用個室「茶寮」での朝・夕食レポ

ラウンジと同じフロアにある「茶寮」で、夕食も朝食も同じお部屋で頂きます。

詳細なお食事レポはこちらから
加賀屋「浜離宮」お夕食&朝食レポ@海の見える専用個室「茶寮」にて 

夕食は蟹会席

夕食は、石川県産のブランド「加能蟹」で始まる豪華な会席!

続きはこちら:加賀屋「浜離宮」お夕食&朝食レポ@海の見える専用個室「茶寮」にて 

食後に記念写真撮って頂きました♪

ちょっと変な顔になってますけど、めっちゃ見つめ合ってる写真を撮って頂いて、宝物になりました♪

こういうの、結婚式以来だわ(笑)

超豪華なTHE 旅館の朝食!

こちらも続きは:加賀屋「浜離宮」お夕食&朝食レポ@海の見える専用個室「茶寮」にて 

この個室も、海を臨むお部屋なんですよ・・・ほんと贅沢です。

 

ちなみに、朝ご飯前に仲居さんがお部屋に来て、お食事前の、お茶と梅干をすすめてくださいます。

食欲を増進してくれるとか。

お食事も全て、ずっと同じ仲居さんが担当して下さるので、とてもリラックスして、気兼ねなく楽しむことができました。

近すぎず、遠すぎず、程よい距離で常に気遣う、マニュアル通りではない、心のこもったおもてなしって、こういうことなんじゃないかと思いました。

ちなみに、お部屋食をご希望の方は、雪月花や能登渚亭等では、お部屋食のプランもあります、ご参考まで!

↓雪月花特選階

一休で加賀屋のプランを見る

スポンサーリンク

加賀屋の温泉は豪華~エレベーター~

温泉はさすがに撮影しませんでしたので、一休さんで使える画像でご紹介します。

もちろん温泉も、海を臨む素晴らしいロケーションでした!

バッハ:人生初めて、裸でエレベーター乗った!

とのことで、男性風呂にはエレベーターがあるらしいです(笑)

 

女性風呂は2か所あって、1つは海を臨む、露天風呂付の大浴場。

もう1つは洋風でとても華やか~♪

どちらもゆったりくつろげました。

 

ちなみに、能登渚亭には、露天風呂付のお部屋もあるそうです!

一休で加賀屋のプランを見る

加賀屋の豪華で充実した館内:遊び尽くせない!

館内を散策する予定でしたが、食事前は温泉&相撲観戦に忙しく、食事後はお腹いっぱいで満たされていて、そんな気も起きず、お風呂の前にちょっと見た程度でした・・・。

この、空中バーにも行ってみたかったわぁ。

 

和倉温泉には、しゃれた温泉街等がないようで・・・館内で全てが完結している感じ。

各種土産物店が軒を連ね、居酒屋、クラブ、バー、カラオケ、さらにはマジックショー(無料のものと、有料のもの2種類ありました!)まで。

館内マップ | 石川の旅館 | 和倉温泉加賀屋【公式】

 

外に出る必要が全くないんです。

 

豪華なラウンジでのドリンク券もついていましたが、使わず終いでした。

一生に一度は、和倉温泉加賀屋へ!

スポンサーリンク

和倉温泉 加賀屋 予約情報等

オフィシャルサイト:石川の旅館 | 和倉温泉加賀屋【公式】

一休からだとポイントがその場で使えるので、こちらで予約しました。
一休で加賀屋のプランを見る

楽天は、クーポン発行されたりするので、見逃せないです(5%オフを見逃してしまって・・・泣く泣く)

 

出発直前。直射日光がまぶしくて変顔過ぎたので、モザイクかけましたが。

 

最後、門を出た所で、担当して下さった仲居さんが、見えなくなるまでずーっと手を振って、(いや、頭を下げてだったっけな・・・)下さってました。

それが、なんて言うんだろう、マニュアルにあるから、お仕事だからって感じじゃなくて・・・とてもあたたかい気持ちになりました。

担当の仲居さんのおもてなしはほんと素晴らしかったし、接して下さった方皆さん、とても良い方ばかりで。

それは、人柄もあるだろうけど、旅館が受け継いできた文化が、一人一人に浸透しているからなのかなと思いました。

改めて、日本一の旅館と言われるのも超納得!と思いながら、加賀屋を後にしました。

素晴らしい滞在を、ありがとうございました!