浅草大好き櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
なぜ好きって、美味しいお店がたくさんあるからです。
それも、櫻田の大・大好きな、昭和情緒漂う洋食屋さんがたくさん!
そんな浅草の老舗洋食店「ぱいち」にそういえば行ってなかったことに気づき、これはまずいっ!と行って参りました。
痺れる〜!この、間違いない佇まい!好き〜!
移転後の芳味亭が、正直ちょっと残念だったので・・・(改装後芳味亭訪問レポ)
さて、今、三代目でいらっしゃるんですね。
「お盆も休まず営業」ありがたいです。(日曜日はお休みですよ〜)
しかも、ここ、洋食屋飲み対応バッチリ!
単品がそそりますね・・・シメのとん汁も嬉しい。
さて、平日の午後6時頃に入店したところ、店内は大変空いてました。
お盆休み中は都内は空いているところが多くてありがたい。
こういう、提灯とか、「ぱいち」の札とか、
メニューが板に「びーふしちゅう」と書かれているとことろか、浅草サンバカーニバルとか、もう、浅草の香りが充満した店内です。
カウンター席の椅子は、なんと「ぱいち」のくり抜きが。
最近改装されたとのことでしたが、古い家具や什器はそのままだったようで、ホッとしました。
1日仕事した後のビールは最高やで!と、バッハ君と乾杯♪
ジョッキ650円どーんです。
さて、優柔不断な二人(主に櫻田)なので、メニューは前の晩にネットで見て決めているものの、やっぱり最後迷う。
おつまみもいろいろ頼もうか悩んだのですが、最近食べ過ぎで胃腸の調子が悪いので、控えめにしました。
ということで、ぱいちの名物、ここに来てこれ食べなかったらウソでしょ、的「ビーフシチュー」2,200円を頂きました!
この「鍋」で出て来る佇まいが、よしっ!
濃度低めのさらっとしたソースで、酸味も控えめ、角の取れたこくとまろやかさ、ギトギトしてません。
パンよりご飯ですが、銀の塔より”和食”なシチューでもない・・・なんだろう、”お母さんの味”という言葉を思い出しました。すっごい料理上手なお母さんが洋食を作ってくれたらこうなるかも、的な。
木のスプーンで小皿にとりつつ・・・脂控えめのお肉は、ほろほろとした食感で、しっかりとした量が入ってます。
満足度高し。
お鍋に入って出て来るので、あたたかいまま頂けるのも嬉しい。
一方バッハ君は「盛り合わせ」2,100円+セットのライスとお味噌汁 350円
ご飯は少なめ盛りで、おしんこもちょっと付いてました。
ナポリタンが添えられているのが、昭和な洋食屋さん的に100点です!
これ、絶対正しい!
昭和の正しい洋食盛り合わせ!
ただ・・・正直、ハンバーグは普通過ぎてちょっとだったかな。
粗挽きではなく、絹挽きななめらかな生地なんですが、それのせいか分からないのですが、レトルト感があって・・・。
エビフライは小ぶりながらもきちんとタルタルソースが添えられています。
とんかつは大きくて薄め、とんかつ屋の分厚さ命!的なものではなく、ミラノ風カツレツ寄りで、衣も薄め、そこにウスターソースをかけて頂く・・・うまい!
とんかつがバッハ君的にクリーンヒットだったそうです!
★
ちなみに、浅草の洋食屋さんでよくお見かけする、高齢の給仕の方の凛とした佇まいが好きです。
先代の奥様なのかな〜なんて想像してみたりしつつ。
次回は洋食屋飲みだね、とすでに再訪計画を立てるバッハ夫妻でした。
ぱいち (シチュー / 浅草駅(つくばEXP)、浅草駅(東武・都営・メトロ)、田原町駅)
夜総合点★★★☆☆ 3.5