鹿児島のどこかの食堂で

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福岡と鹿児島と旅行した中で、一番印象に残った食事は、どこの何と言う食堂か覚えていないけれど、おばあちゃんが作ってくれた、天ぷら蕎麦でした。

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お漬け物と、あとほんの少しご飯を添えて下さって、その心配りがおばあちゃんのようで、あったかくて。

急須で出て来るお茶も、懐かしい。

友人は親子丼。シンプルであったかい。

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親戚の家に遊びに来たような、そんな食堂。
働いている方や家族、そしてお客さん達が持ち込んだ様々な写真やカレンダー、ポスターや置物、一つ一つに思いや時間が込められているんだろうな。

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あぁ、こういう壁掛けの首振り扇風機、小さい頃、近所の中華料理屋さんにあったな〜とか。

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冷たい雨が降る中のドライブだったけれど、身も心もあたためてもらいました。

実はここにお気に入りのハンカチを忘れてしまって・・・きっともう一度来なさいね、ってことなんだろうと思って、自分のうっかりを正当化しました。

また行きたいな、鹿児島。