うまい、うますぎる「十万石まんじゅう」を生まれて初めて食べた、埼玉生まれの44歳

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地元では超有名な埼玉銘菓「十万石まんじゅう」を、埼玉生まれのくせに44年以上、一度も食べたことがなかった櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

ご存じない方はご存じない・・・ネタですみません。

埼玉ローカルTVでCMやってるんですが、(多分)昔から「うまい、うますぎる!」というナレーションで、ローカルCMならではの低コスト感もたまらない。

わりとTV番組で埼玉イジリに使われたりします。

実際のところはあまりよく知らなかったのですが、世界的に有名な棟方志功先生のパッケージでも有名で、

それにはこんな秘話が!

無類の甘党だった志功先生は「あんたが作ったのかい」と一口食べ、一気に5個もお召し上がりになられたとか。

6個目のまんじゅうに手を伸ばしながら、

「うまい」
「行田名物にしておくには」
「うますぎる」

とおっしゃり、直ちに絵筆をお持ちになりました。

忍城のお姫様が生きていればきっと同じ事を言ったに違いないと皆様 おなじみになりました絵をお描きくださったのです。

十万石まんじゅうの誕生より

「行田名物にしておくには」というセリフがその間にあったとは、知らなかった!

埼玉トリビア検定試験の、穴埋め問題として出したいですね・・・そんな試験ありませんが。

中を開けると、個別包装になってます。

フィルムの開け方まで、懇切丁寧に書かれています。

加賀百万石とかじゃなくて、十万石っていう規模感も、埼玉らしくて好感度大。

真っ白な皮に、焼き印で十万石と!

やっぱりイメージは小判なんだと思っていたら、

昭和20年太平洋戦争での敗戦。終戦後、砂糖の統制が解かれてまもなくの頃、 旧忍藩十万石の地「行田」にその忍藩自慢のお米の形をしたしっとりと白い肌のまんじゅうが産声をあげました。
十万石まんじゅうの誕生より

すみませんでした・・・。

中には「北海道十勝産小豆」をさらに厳選し「特別精製高純度ザラメ糖」を使用したあんは・・・

うまい、うますぎる!

ということで、ほんとに美味しかったです。

あんこがやわらかで上品な上に、真っ白やわらかな皮が、控えめにあんこの甘みを支える・・・クセがないんですよね、上質でシンプルな。

あんこを味わう感じで、和菓子好きにはたまらないのでは。

ちなみに、「うまい、うますぎる!」ってたまに言ってたら、バッハ君が買ってきてくれたものです(笑)

「飛んで埼玉」も、まだ見てないので見ないといけないんですが・・・。

この動画のコメントの「 十万石まんじゅうを食べた事ない埼玉県民の方が多い件ww 」に激しく同意しました。

埼玉県在住 or 出身の方、食べたことあります?

っていうか、知ってますかーーー?