初めての福岡、水炊きは本格的な所に行きたいと、有名店を予約。
Find Travel:博多にある水炊きの名店3選。鶏ガラスープが絶品の郷土料理を味わおう!
どんなガイドにも必ず筆頭に挙げられている名店。右も左も分からない博多ですので、まずはこちらへ。
席は210席あるそうですが、満席になることも多いようなので、予約必須です。
こんな情緒ある入り口を入って予約済であることを告げると「奥の◯番席へどうぞ」と。
うろちょろしていると着物を着たお店の方が案内して下さいました。
席にはすでに準備万端。骨付き肉が浸かってます。
・水炊き:骨付き肉
・スープ炊き:ミンチ(鶏団子)とレバー
どちらかを選びますが、2名の場合はそれぞれ1人前ずつ選ぶことができます。もちろんそれをチョイス。
このお店の良いところは、すべてお店の方が作って下さること。タイミングや濃さ煮え具合など、すべてベストでオススメして下さるので、面倒なことが一切ありません。
火を入れて煮立って来ると、スープをこの湯のみのような蕎麦猪口のようなものに入れて、飲むんです。えぇ?鍋の汁飲むのえ?え?と思いましたが、これが絶品!衝撃のおかわりですよ、おかわり。美味しい。
豚骨みたいな濃厚さではなく、薄味なのにコクがある、あっさりなのに満足感がある、上品な味!
ちなみに左手前切れているのは、酢モツです。こちらも福岡名物。食べておかねば。日本酒持ってこい!って感じでした。
煮込まれて柔らかくなった鶏肉にしゃぶりつきます。コラーゲンたっぷり、美肌になれそう。若干出がらし感はあります。スープを美味しくしてくれて、ありがとう!的な。でもね、ぷるんぷるんしてるんですおにくが。
そして、お次ぎはミンチ。鶏団子をお店の方が手際良く入れて下さり、煮えたかどうかは、箸でつまんだ時の弾力でチェックして下さいます。プロ!レバーも入りました。
こちらもポン酢でさっぱり頂きます。うましうまし!
ちなみに「アク」は最初に一度取って下さいますが、それ以降はあまり取りません。アクは旨味でもあるので、そのままで召し上がって下さいとのこと。なるほど。
絶妙に「待つ」時間を挟みながら、いい煮え具合に、いいタイミングですすめて下さいます。
お次はお野菜や豆腐。
麩がいい味してます。
シメにご飯を追加オーダー。2人前で、程よく丁度良い量でした。男性だと物足りないくらいかな。
まずはお鍋の具材をキレイにして、小皿にスープを取って濃さを確認。お塩で調整して、ご飯を投入し、卵で〆ます。
小ネギを入れて、出来上がり!
うぅーーん美味しい!優しい味でお腹がたっぷり満たされます。
少し薄めに作って下さるので、お漬け物と丁度良いくらいでした。
もみじおろしと、別途塩もあるので、自分好みに調整できます。
直後に予定があったので、心持ち早めに食べ進みましたが、それでも1時間かかりました。
通常だと2時間程度、ゆっくりと時間をかけて楽しむ方が多いそうです。
ごちそうさまでした!
水炊き2,500円×1 スープ炊き2,500円×1 +追加ご飯代数百円+ビールでした。
手羽先煮込みや唐揚げがありました・・・鶏肉は天然飼料で育つ博多ブランドの「華味鶏」を使用しているということで、大変興味がありましたが、もう、お腹にそんな余裕はありません。残念。
最寄り駅からは徒歩10分と、交通の便はあまり良くないところも、なんだか「さすが!」と思っちゃいました。