金沢で一番素敵な雰囲気だったのが、こちらの「茶房&Barゴーシュ」
ひがし茶屋街の裏通りにあるゴーシュは、午後は喫茶店、夜はバー。
観光地は夜が早いけれど、ゴーシュは夜中まで営業しているので嬉しい。
金沢の飲みエリアは、香林坊の方の「片町」だそう。
ちなみに昼間撮影した通りはこんな感じ。本当に狭くて、ゆえになんだかドキドキワクワクします。
ゴーシュは、宮沢賢治のセロ弾きのゴーシュから来ているようです。
古い町屋、ちゃぶ台、たたみ、座布団、でも、カウンターがあり、美しいグラスが、お酒のボトルが並ぶ、不思議と調和のとれたカッコいい空間。
カウンターには常連さんがやって来て、マスターと他の常連さんの噂話に花を咲かせていました。
甘いものが食べたいけれど、お酒も飲みたい願望も叶えてくれます。
PCも開かずに、本も読まずに、GTDもせずに、喫茶店でひとりぼーっとするなんてことは東京ではあり得ないので、なんだか特別な時間でした。
本当は友達が来るかもしれなかったのですが・・・ひとりの時間をプレゼントしてくれたのかもしれません。
ま、実際はひとりでさみしかったんですけど(笑)
金曜日の夜ですが、お店を出ると人影はほとんどなく、静かにひっそりとしたひがし茶屋街。
でも、いくつかの飲食店には明かりが灯っていて、中ではきっと、雅やかな時間が流れているのでしょう。
そんなことを思いながら、ひとりゆっくりとお散歩する(めちゃめちゃ寒かったけど)時間は、プライスレスでした!