先月流れで行った「かんだやぶそば」は、実はこの室町砂場が祝日でお休みだったので急遽行ったもの。
今回は祝日でないことを確認し、リベンジ!
明治2年創業、天ざる・天もり発祥の店
更級、薮、砂場、が御三家だそうで、その砂場蕎麦の御三家の一つ。
神田駅から徒歩5分弱くらいの場所にそのお店はあります。
土曜日の開店直前11:25くらいで行列が出来ていましたが、全員一回転目で入れる程度で、ホッとしました。
観光地化しているような気がするかんだやぶそばに比べて、街のお蕎麦屋さん的雰囲気が落ち着きます。
常連さんが楽しそうにお給仕の方とお話しされている風景があちこちで見られました。
古き良きお蕎麦屋さん。この雰囲気、好き。
豊富な飲みメニューで差しつ差されつ
まずは瓶ビール。お通しでまず一杯。
春を感じる季節のメニューは筍。やわらかくて美味しい。
漬け物をポリポリしながらさしつさされつ、
楽しみにしていた関東風卵焼き。かなり甘くて焦げが香ばしい、懐かしい味。
これに大根おろしをつけながら頂きつつ、お酒を・・・至福の時です。
ちなみに、一人前を頼んだのですが、親切に二人分に分けて出して下さいました。
さらに、焼き鳥タレ!甘辛くてこれまたビールが進みます。ネギもとろり。
室町砂場に来たら、天もりだよね、と、バッハ君は天もり。それも、蕎麦は最初から2枚。
櫻田は寒いからと、かき揚げ天丼。甘辛い濃いめだけど優しい味の汁を吸ったかき揚げが、何とも言えず、ほっこり美味しい。
ちょっとヒビが入って金継ぎしたのかな?そのままかな?というような器も、こんな年季が入った湯桶も、給仕さんの白いハイソックスも、かんだやぶほど揃ってないけどそこが味がある語尾伸ばしの独特な声も、広くない店内も、バッハ夫妻はたいそう気に入ったようです。
そんなわけで、大満足の蕎麦屋飲みでした。
そこから日本橋高島屋までテクテクお散歩。
これは「おかめ桜」という品種だそうで、早咲きの桜だそう。もう、満開でした。
大きな国道の脇では、こぶしが花をほころばせていました。
春ですね〜。
★ 神田蕎麦屋シリーズ ★
・昼呑みのシメは室町砂場でざる蕎麦!(メニュー載せてます)