祇園ゆやまで京懐石の大人の愉しみを知る

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京都に来たからには、京都らしい懐石料理を味わいたい!
でも、一見さんお断り的な怖そうなところや、あまりに高いところも辛いわ・・・
と、バッハ君が見つけて来てくれたのが、こちら祇園ゆやまさん。

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お店の佇まいも素敵★入店前から気分はアガります。

お店はカウンターとお座敷一つ。
もちろんカウンター席で大将の包丁さばきとトークを愉しませて頂きます。

お写真撮ってもよろしいですか?と尋ねると、
恥ずかしいから止めて下さい・・え?僕ですよね?とジョークを飛ばす板さん。
チョイチョイ笑いを取りつつ、真剣な作業姿はカッコ良く、素敵な時間を頂きました。
包丁さばきや、よどみない手つきでの作業を見ていると、それだけで楽しいですよね。

 

先付け
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お椀
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松茸の香りとゆずの香りが上品に効いていて、薄いのに物足りなさを感じない!
減塩のためにも、家で香りとしっかりお出汁を取ること、真似しなきゃな・・
(と、思うだけ・・)
お造り
大好物しめさばの加減が素晴らしく美味しい!
これまた好物のえんがわと、あぁ、記憶が・・炙ったタイだったかな。。
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ターコイズブルーの器で目にも美しい!
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凌ぎ
明石産穴子にぎり・秋刀魚棒寿司
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秋刀魚は生臭さが苦手だったかな。。

焼物八寸
豪華っ!
あゆは塩焼きと写真を撮り忘れた酢漬けと、どちらも頂きました。
この、キッチン丸見え状態は、やはり料理好きにはたまりません。
お魚を炙る用の鉄の串と、バーナーが欲しくなりました。
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一番印象に残っているのが・・・栗!
栗は丁寧に渋皮が剥いてあり、ほっくり!
最近渋皮剥き初体験をしたバッハ君は、それは大変でしたね・・分かります!
と、見習いの子と盛り上がってましたw

下のイガイガ部分はそうめんを揚げたものだそうで、程よい塩が。
甘くて濃厚な栗を、その塩味のついたパリパリが引き立てて、
今まで食べた栗の中で(ってそれ程栗を食べていないが・・)、
最も美味しい、ダントツに美味しい、すばらしい逸品でした。

あと、マスカットに酢みそ、という組合わせも驚きの美味しさ☆
目にも舌にも美味しい小品の連続です。

 

さらにここで、入店してからずーっとコンロで焼かれていた石が目の前に登場。
若干怖い(笑)
その上で大将が鴨を石焼にして、湯葉にくるんで下さり、
それをスープに付けてから頂きます。ごぁーーーーーーーっ!
鴨って鴨だという名前だけを楽しむ肉だと思っていましたが、
なんとジューシーで旨味のあるものなんでざましょ!

で、石焼エンターテイメントに素人はすっかり魅了されてテンパり、
すみません↓何だったか忘れましたっ!
さらに、ご飯も出て来たはずなのに、覚えていないし写真もない(笑)
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で、もう、苦しい・・・何も入りません!という胃袋の状態で、デザート2種。
まずは渋柿をなんとかしてこうとかしてとろとろに甘くしたもの。
ブランデー入りのジュレと共に。スプーンですくって頂きます。
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最後のお客さんだったようで、ジュレを2杯のところ3杯にしてくれました☆
通常なら嬉しいんですけど、もう、98%くらい胃袋は満杯なので、何か苦行のような・・
でも、その楽しいやりとりが嬉しいし、えぇ、美味しいんですけど、もう入らない・・・

最後の最後は、アイスクリーム!
何のアイスクリームだか当てるという、
料理人との会話でありがちなクイズ大会に。
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茶色がバナナというのは、食べてすぐ分かったし、
実は隣りのお客さんがクイズ大会やっているのを聞いてしまっていて、
20本のバナナを使ってるんですよね(笑)と、カンニングの成果を如何なく発揮。

しかし、白と黄色のアイスクリームの味が分からなくて・・・
分からないまま食べ終えてしまった!と言うと、さらにもうひとすくい・・お腹破裂寸前。
そして答えに、ええええーーーーっ!
それってどちらも家庭のお台所に必ずあるものじゃないですか!
黄色はお芋べっこう飴のような香ばしさを感じたのですが、まさかアレとは・・・
白は全く分かりませんでした。

近々ご訪問予定の方には悪いので、答えは一番下に書いておきますね。

 

 

櫻田夫妻はカウンター左端で大将から遠い位置だったのですが、
大将の目の前の清原似のお客さんが、とても豊富な知識とご経験で、
グルメ話に花を咲かせていて、さすがだなーと、憧れの眼差しでした。
正に大人の愉しみ方!

そんなグルメに疎い櫻田夫妻ですが、ひょうきんで人当たりの良い大将と、
その見習い君と、食材のお話や、ちょっとした会話を愉しませて頂き、
カウンターでの3時間近い時間を十分満喫させて頂きました。

ありがとうございました!

■ 祇園 ゆやま

・オフィシャルサイト
http://gion-yuyama.jp/

・食べログ

こちら、一休のプランで申込しました。
税・サ込み一万円で、恐らく、サービス料&税分くらいは直接予約より安いみたいです。
直接予約:http://gion-yuyama.jp/modules/menu/

・本日のお会計
一休のコース10,000円税・サ込×2
日本酒3合
ビール1本
で、トータル24,000円だったかな

・美人度

美人に見える度★★☆☆☆
美人になれる度★★★☆☆
セレブな気分度★★★☆☆

照明・環境的な要因としては。それほど美人に見える度は高い感じはしません。
が、こういった場所での大人の振る舞いを学んで行くのも、
大人美人には必要・・・なのかしらん。
こう、どれだけ小粋なグルメトークを大将とできるか、みたいな!

いやいや、食べること、食を愉しむ気持ちがあれば、
知識や経験を問わず、素敵な時間が過ごせると思います☆
特に、このゆやまさんなら大丈夫。
気さくな大将と素敵な時間を過ごして頂けると思います。
でも次回はもっとイキなトーク、したいわ〜(笑)

帰りは大将にオススメ頂いた「映画に出て来そうな」町並みをお散歩して帰りました。
大きな柳の並木が圧巻で、えぇ、時代劇のセットにいる気分!

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#これは柳の木の下に現れたお化けになっているつもりの櫻田です。

 

—アイスの答え—
白・お米のアイス
黄・みりんのアイス