前回は1階の「アルカフェ」でのランチに甘んじたけれど、今回は本丸地下の、伝説のイタリアン「キャンティ」に鼻息荒く行って参りました櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!
六本木駅から徒歩10分、六本木一丁目だともう少し近いかな。
#ワクワクするな~この、歴史を感じるエントランス♪
旧友東京に来る、ということで、学生の頃憧れたよねぇ、こういうところに遊びに来るの~!(でも、お互い行ったことがない。)と、ミーハーな40代がはしゃいで向かいました。
六本木の隣、飯倉にあるキャンティは、デビュー前のユーミンが通っていたとか、三島由紀夫が切腹前夜に来てたとか、林真理子の名著「アッコちゃんの時代」の舞台になっていたり、もう、伝説のお店。
幻冬舎:第4回 キャンティ物語
Wikipedia:キャンティ (イタリア料理店)
オフィシャルサイト:CHIANTI
1階は喫茶店「アルカフェ」でカジュアルなランチも楽しめます
通りに面した正面は、こちら。カフェの入り口です。
カフェのランチはお手頃価格です。
バブル期伝説の店 飯倉キャンティの「アル・カフェ」でランチして来ました♪
地下に広がる大人の空間・・・キャンティ
今回は、憧れの本丸、イタリアンレストランのキャンティ。
正面玄関左手を奥に行くと、坂を下ったところにエントランスがあります。
っくーしびれますねぇ、いい佇まい。
地下に降りると、天井が低く薄暗い、なんだか洞窟のような、秘密結社の基地のような(笑:大げさ) 地下空間が広がります。
間接照明がいいムード。
スポットライトが緑だったり、時が止まったような・・・それがむしろ、落ち着いた大人の空間で。
六本木にありがちな、やたらとスタイリッシュな新しいレストランとは違って、昔から変わらない、年季の入った什器、歴史の重みが感じられます。
ちょっと昭和過ぎる造花なんかもディスプレイされていましたよ。
BIANCO ビアンコをオーダー
4,400円+サービス料10%
ランチコースのメニューはこちら、4,400円と、7,150円の2種類です。
・オフィシャルサイト 飯倉店
まずは、前菜盛り合わせと、パン。
この太いギンガムチェックのテーブルクロスもいいんですよ・・・曲木の椅子もね。
イチジク・チーズ・バルサミコのサラダが、絶品でした♪
他も流石のイタリアン、ワインがすすみます。
(グラスの白をオーダー)
穀物の入ったトマト味のスープは、ほのかな酸味が美味しい。
メインは「仔牛のカツレツ ミラノ風 本日のパスタ添え」
薄い衣で全然しつこくなく「をいをい、こんなん2枚も食べられるんかい・・・しかもパスタがわりと半人前、すでに前菜とスープで・・・」と思ったけど、意外と完食。
脂っこくなくて、カリカリ衣も香ばしくて美味しくて。
最後はコーヒーとデザート。
何種類かから選べるのですが、盛り合わせになっていて、これまた食べ応えのありそうなものを選んでしまいましたが、もう、満足、満足♪
ちなみに、友人はここの名物、バジリコスパゲッティを召し上がってました。
話に夢中過ぎて、料理の感想を聞き忘れたか、覚えてないか・・・。
常連客が作る?大人の空間
店内には、ご近所にお住い?の品の良い老夫婦、見るからに高級そうなスーツに身を包んだご婦人、全員成人かな?という感じの家族連れ・・・
皆さんスタッフの方と「この間は・・・」と会話したり、「いつのもの・・・」とかいうオーダーしたり、「常連率高し」という印象を受けました。
通ってこそのキャンティなのかしらん、なんて、おのぼりさんは想像してみたり。
重いドアを押して入るまでは、スタッフの方がツンケンしてたらどうしよう・・・なんてちょっと思ったけれど、とても気さくで、どこかのんびりした感じ(嫌な感じじゃなくて、こちらもリラックスできる感じの)のムードは、大人の余裕か。
あ、一組お子様連れもいらっしゃったかな・・・ランチタイムですし。
でもそこは、大人の空間、いや、大人の社交場、という名がふさわしい、そんな空間でした。
夜こそ、なんだけど、ちょっとお値段が高すぎて、なかなかチャンスはないかな~。
#今回、全編通して「大人の」ってつけりゃいいと思ってるだろ?って自己突っ込みしつつ
キャンティ 飯倉本店 (イタリアン / 六本木一丁目駅、麻布十番駅、神谷町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5