お誕生日はグランメゾン「銀座レカン」でフレンチを★ノンアルコール・ペアリングに驚きの連続編

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大変久しぶりに、銀座レカンでお誕生日ディナーを頂きまして、大変ご機嫌な櫻田こずえです、皆さまごきげんよう!

日本を代表するグラン・メゾン、老舗フレンチのレカン!

改装後初めての銀座レカン

あぁ、レカンの「赤」久しぶりだ~!

2011年から、毎年お誕生日はレカンだったのだけれど、2015年の改装による閉店と、櫻田の歯列矯正でスルー、しかも去年は最初の緊急事態宣言中となり、大変ご無沙汰しておりましたの5回目です。

今回も緊急事態宣言中で、アルコールの提供はナシという、フレンチとしてはかなり厳しい状況。

なんと、夜の客は我々だけという貸し切り状態でした・・・あぁ。

以前は、ド緊張してるのもあり写真はあまり撮っていませんでしたが、ロオジエもだいぶ前に写真を解禁したり、時代の流れ。今回はもう、写真どうぞ!動画どうぞ!と促されるくらいでした、まあ、一組きりでしたしね。

そうそう、レカンと言えば、重厚な赤、ビロードの緋色、アールヌーボーだったのですが、

改装でモダンで上品なベージュになっていました、が!

地下2階のウェイティングバーは、昔のイメージのままでした、お手洗いに行った時に覗いただけですが。


矢野 正隆×高嶋 ちさ子 | GINZA OFFICIAL – 銀座公式ウェブサイトよりお借りしました

閉店してしまったマキシムドパリも、この「重厚」な雰囲気だったので残念ではありますが、時代と共に変化していくこともきっと必要なのでしょう。


お茶しかしたことないですけどね。
【2014.02.21】美味し過ぎるアフタヌーンティー@マキシムドパリ

ま、ウェイティングバーを利用するくらい、フレンチレストランのこなれた使い方ができる大人に、自分が変化しましょう、えぇ。

想像の斜め上!「ノンアルコールペアリング」を体験して欲しい!

えぇ、フレンチと言えば、ワインと共に楽しむものですよね・・・緊急事態宣言なう。

しかし、アルコールの提供が再開してから、とは行かないのが、お誕生日ディナーと言うもの。

ということで、バッハ君がこちらのプランを付けてくれました。

Non Alc Aperitif+Non Alcoholic Pairings ノンアルコールアペリティフ+ペアリング5杯 ¥7,200
wine | 銀座レカンより

果実を使ったジュースや、お茶、スパイス、香りを駆使したドリンクは、どれもが新鮮で、楽しくて、それだけでエンターテイメントでした!

ドリンクとしての「厚み」をノンアルコールで出すためには「糖分」に頼ることになるのだけれど、そればかりではダメで・・・と、ワクワクするような様々な工夫を伺いました。

ソムリエとしては絶対に苦しいであろうこの状況に、ひどく同情するような気分でいたけれど、そんな上から目線は失礼だったなと反省しました。

こちらは、香ばしい香りを「フタ」で閉じ込めたもの。

ワインのように香りが長く残らない分、いろいろな工夫がされていて、驚きの連続でした。

一番のエンターテイメントは、これ!

香りを閉じ込めたシャボン玉ができるの!

そして、そっと触れると(または、興奮して写真撮ってるといつの間にかw)シャボン玉が割れて、スモークと香りが広がるの~♪

楽しい♪

ニューヨークのバーではよく使われているテクだそうです。

コロナを機に、このようなドリンクメニューを開発したのかと思ったら、それよりかなり前から取り組まれていたそう。

ワインを飲む方と、ノンアルコールの方がコースを頂く時に、同じような深さでドリンクとのペアリングを楽しめるようにと。

こちらは、プチフールのような仕立ての料理に、まるでティーセットのようにペアリングされたもの。その発想が楽しい♪

しかし、この黒いチョコレートケーキ「オペラ」のようなお料理は、見た目とは全く違い、フォアグラとブーダン ノワール(豚の血と脂のソーセージ)というダークな組み合わせで・・・

「赤ワインあるんだろ?持ってこいやーっ!」

って叫びたくなったのも事実です(笑)

でも、それを超えるユーモアや驚きと深みに、緊急事態宣言中でアルコールNGでも、是非ノンアルコールドリンクとフレンチのペアリングを味わってもらいたい!

心からそう思いました。

と同時に、フレンチにワインが大切な理由、切っても切れない関係があるんだなっていうことを、身に染みて感じることができる貴重な体験になった、とも思います(笑)

フレンチなのにアルコールが飲めないゲームを、レカンのソムリエさんと共にクリアする、みたいな感覚、きっと一生ないと思います、是非楽しんでみてください~!

はっ!飲み物だけでこんなに長くなってしまった!

ので、続きはまた明日!