出雲に行くなら、出雲そば!
名店は数多くあれど、江戸時代末期に創業、しかも「献上そば」という人気店、「羽根屋本店」にお邪魔しました。
江戸時代末期創業の「献上そば」
3連休翌日の、平日のランチ前だから空いてましたが、土日は相当行列らしいです。
真っ白な壁に、黒・・・伝統の中にもどこかモダンな雰囲気すら漂います。
明治四十年五月二十七日、大正天皇がまだ東宮の御時、山陰地方に行啓され出雲市に御宿泊になった折、弊店のそばをさし上げたところ、田園の香りをうつしたその風味がことの外御意に召し、それ以来このそばに「献上そば」の名をお許しになりました。
オフィシャルサイト:羽根屋のこだわり
うおーー!期待でワクワク!
出雲そばは「割子そば」
出雲そばの特徴は、小さな器を段々に重ねた、「割子そば」
「羽」のマークが3段でドーン。
ぷっくりとした器が、可愛いですね。
この割子そばには、食べ方があるそうです。
そばつゆをリレーするんですね!
もったいないお化けがほめてくれそうです。
メニューが豊富
平日だったので、地元の方っぽいお客さんが多かったです。
シンプルな割子そばだけでなく、
ありとあらゆるお蕎麦メニューがあり、
かつ、定食メニューも豊富ですし、
丼も、そして、一品料理もあります。
初出雲そば!
ということで、「三色割子そば(1,000円)」「天ぷら割子そば(1,700円)」をオーダー。
玉子焼き(600円)もつけちゃいました。
「3色」というのは、お蕎麦の色が3色ってのではなく(笑)、
山菜・とろろ・天かすの、3つの味、ということのようです。
撮影のために3段をばらしましたが、ちゃんと食べ方通り、上から麺つゆリレーで頂きました~。
肝心のお蕎麦なんですが、特筆すべきは香り!風味!
お蕎麦の香りがぷーんと。
献上そばと比べるのもなんですが、チェーン店とかで、全くお蕎麦を感じないお蕎麦って、あるじゃないですか・・・。
こちらは「蕎麦の殻の部分まで挽き込んである」手打ちそばとのことで、香りものど越しも、素晴らしかったです!
ごちそうさまでした♪
内装も伝統を感じる佇まい
今回ランチを頂いたのは、気軽で落ち着いた雰囲気の1階のテーブル席でしたが、
優雅なお座敷や、大正ロマンっぽさが香る2階など、さすが本店、どんなシチュエーションにも対応してくれそうです。
中庭がとっても風流。
その先にお手洗いがあるんですが、設備も新しく綺麗でした。
出雲市駅北口から徒歩5分
ちなみに、出雲市駅からだと、北口を出て徒歩5分。
サンライズ出雲で来て、駅前の温泉に入って、お蕎麦ランチを頂き、そして出雲大社へ、というスケジュールでした。
アーケード街を通って来ましたが、連休翌日の平日11時半、人気はまばらっていうか、人気がほとんどなかったです。
出雲大社が激込みになる、神在月(10月の神無月を出雲ではこう言う)直前というのもあったかもしれません。
とにかく、土日は開店と同時でも並んでるらしいですから、訪問は計画的に!
支店もあるようですよ。
羽根屋 本店 (そば(蕎麦) / 電鉄出雲市駅、出雲科学館パークタウン前駅、出雲市駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.6