十月亭(じゅうがつや)で上品な和食と金沢の風情を愉しむ★ひがし茶屋街

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金沢でじんわり美味しい和食を頂きたいな、でも、夜はツライな(フトコロが)と思って伺ったのが、十月亭(じゅうがつや)さんのランチです。

風情ある町屋が連なる、ひがし茶屋町に、この佇まい。しびれます。

予約なし、ひとり、初めての街で一件目のお店。

なんだかすっごい緊張して、入るところ間違えました(笑:直進して障子を開けてしまったが、正しくは入って右に入り口があった。)

入るとこんな感じ。ドキドキ。

ごめんください〜、予約してないんですが・・・金曜日のランチだったのでセーフでしたが、土日はダメかもしれませんね。人気のお店です。

少し待って、この左置くの部屋に通して頂きました。

コの字形のカウンターのような造りになっていますが、椅子ではなく掘りごたつ形式でラクチン。足元は床暖房がしっかり効いていて、とても居心地の良い空間になっています。

ランチメニューは食べログの公式情報から

「竹かご弁当 治部煮付き:3,640円」を頂きました。税サ込みです。

 

竹籠に入ったランチ・・・こういうの、乙女心をくすぐりますよね〜って、42歳、ときめきます。

 

上品な煮物がだいっすきなんですが、当たりです、キタよこの味。一つずつ丁寧に味をしみ込めたのであろう品々・・・こういう味に出会えることが本当に幸せです。

さらにこの華やかな彩り!

金沢の小京都と呼ばれる雅やかな空気感が、お膳にも、空間にも漂います。

あぁ、金沢の一件目をここにしてよかった♪

 

はい、治部煮。金沢の郷土料理ですが、鴨肉よりも何よりも、この味が染み込んだ「すだれ麩」(平べったい茶色の物体)が美味しいー。

お料理のどれもが、じんわりとした深く上品な味わいで、大満足でした。

ちなみに、男性には物足りない量だと思いますし、お値段から考えると量や品数に物足りなさがあるかも・・・そういった書き込みもありました。

が、この味を出す手間隙なのだろうと思うと、納得です。

また、このお店全体が醸し出す雰囲気も、やはりプライスレスです。

 

デザートの「黒蜜アイスクリーム」がまた、深い味わい。美味しいのなんのって。

あぁ、このお店にして本当によかった〜「櫻田、ナイスチョイス!」と自画自賛しながらお店を出ましたとさ。

金沢きっての料亭「日本料理 銭屋」の姉妹店。ひがし茶屋街のメインストリートにある築150年の元お茶屋の建物で、四季折々に変化する中庭を愛でながら、お昼は治部煮などを盛り込んだ御膳やお弁当、夜は懐石料理を楽しめます(夜は要予約)。ゆったりとしたひと時をお過ごしください。(食べログより)