美人の頂きもの★治一郎のバウムクーヘン

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櫻田はいつも周囲に「バウムクーヘンが好き!」
と言い触らしているので、何かあるとバウムクーヘンを頂くことが多い。作戦成功♪

今回頂いたこのバウムクーヘンは初めて聞く名前でした。その名も、

「治一郎のバウムクーヘン」

なんか胡散臭いよね・・・こういう、職人っぽい感じのネーミング、
それっぽい和モダンなパッケージ・・・○船とかと同型列のブランディング。うーん。

マーケティング先行で、味が伴ってないんじゃないの?
という疑いをした自分を猛烈に反省することになるのですが・・・

パッケージは大きくてずっしり重い。うふっ♪(本体は高さ約8cm、直径約14.5cm)
開けて見るとなにやら白い紙でまだ見せないよーっともったいつける包装。
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■ 旨味が濃い!

で、開けてびっくり「黄色っ!?」
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あからさまに黄色い。黄色3号とか、クチナシとか、着色料を疑ってしまったくらい。
理由は、えぇ、卵をぜーーーーたくに使っているからだそうです。

卵黄と卵白を別立てし、ぎりぎりの火加減で「薄く」「レア」に焼き上げることで、しっとりとした食感を作り出そう
http://www.jiichiro.com/article/baum/

卵たっぷりは、ちょっと繊細さに欠ける、悪い意味でのお母さんの味になりがちだけど、
こちらは、お上品さを保ったまま、うまみがぎゅーっと密度を増している感じです。

えぇ、非常に美味です。

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大きいから沢山に分けられて、幸せが続きます。
切ってジップロックに入れて冷蔵庫に入れて保存しました。
冷蔵庫に入れてもね、バターたっぷりなはずなのに、かたくならないのはびっくりでした。

 

■ 味が濃いのに軽くてふんわり~絶妙なバランス~

バウムクーヘンの味の指標は、櫻田的にはこんな感じ。

味がさっぱりー味が濃厚(濃さ)
甘みさっぱりー甘み濃厚(甘さ)
ふんわり柔かーハード固め(弾力)
キメがあらめーキメが細かい(キメ)
ふわっと軽いーしっとり重い(水分)

どちらがいいというのはなく、その全体のバランスに於いてベストであれば、
うーん、ウマイっ!となるわけです。
今回の治一郎はこんなかんじ。

味がさっぱり★★★★★味が濃厚
甘みさっぱり☆★★★★甘み濃厚
ふんわり柔か☆☆☆☆★ハード固め
キメがあらめ★★★★★キメが細かい
ふわっと軽い☆☆★★★ーしっとり重い

味の濃さは卵黄とバターの配合が高いからでしょう。
甘みは、アイシングの甘みも手伝って高めです。
これだけどっしりとした配合にしても軽いのは、別立てにしたメレンゲのおかげだと思います。

で、共立スポンジと別立てスポンジ、比べると別立ての方が軽くさくっと仕上がるのですが、
しっとりとしたきめ細やかさは共立ての方が圧倒的に高い。

まあ、バウムクーヘンはどちらかというとスポンジケーキよりバターケーキではあり、
油脂や水分の上手な配合と「レア」な焼き方で実現したと思うのですが、
とてもバランスがよろしいと思います!
・アイシングとのバランス
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アイシングは分厚過ぎず、甘くてよろしい。
・形のインパクト
普通
・パッケージの美しさ
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趣味じゃないけど、和風モダンで落ち着いた印象です。
・ネーミング
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櫻田的には最悪、もったいないと思います。
何が悪いって、人に説明するとき、は?って言われちゃうんです。
なんだか、ちょっと恥ずかしいんですよ、「治一郎のバウム、めちゃおいしいよ!」って言うのが。
櫻田的には覚えにくかったし、いいことなしです。
インパクトはあるのかもしれませんが、
・価格帯
高さ約8cm、直径約14.5cm ワンサイズ1、800円というのは、
ちょっと買いにくいけど、悪くないかなと思います。
サイズがいっぱいあるより、1個どーんの方が、偉そうです(笑)

 

■ 治一郎のバウムクーヘン情報

・オフィシャルサイト
http://www.jiichiro.com/shop/kuchen/index.html

・買える場所
東京だと吉祥寺。静岡県が本店なので、静岡に店舗は多いです。
http://www.jiichiro.com/shop/kuchen/index.html

リアル店舗は少ないのですが、楽天で買えます。
楽天:ラスクとバームクーヘンのヤタロー

・食べログ:吉祥寺店情報
http://www.jiichiro.com/shop/kuchen/index.html